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日々のこと、音楽や映画のこと。

2月21日。頼みすぎる中華料理

 

ログの初めたてだけは更新頻度が高くなるなんて言いますが、その通りです。

今日は中華を食べに行きましたが、中華料理ってのはメニューが豊富でまた大体白米に丁度よく合う味付けで、美味いことがわかってるからついつい頼みすぎちゃう。ツイツイタベスギチャウ(なんであれミランダカーに日本語で言わせたの)。

頼みすぎたけど、全部食べれちゃうのがチャイニーズマジック。愛してるよチャイナ。頑張ってねピョンチャン(韓国)。

 

 

昨日書いた『グレイテスト・ショーマン』の記事があまりにも酷評でしかなかったので、今日はすごく良かった『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のレビューでも書こうかなと思ってたんだけど、

ふとYouTubeを開いて観て聴いた、くるりの新曲『その線は水平線』があまりにもよくて感動したのでここで紹介だけさせてほしい。お願い。

 

くるり - その線は水平線 - YouTube

 

 

 

ね、どうですか。いいでしょう?好きでしょう。あなたの聴きたかったくるりなんじゃないですか?違いますか?はい。

最近のくるりのモードからガラリと変えて『アンテナ』時代まで原点回帰してるように見せかけてさらにパワーアップしている、完全に第二形態な楽曲だと思う。

様々な音楽がこの世の音楽シーンの中で右往左往している中でドンっとオルタナ感満載の新曲を放ったくるりというバンドは日本には必要なバンドだと改めて感動しました。

シングルの2曲目には楽曲そのままにアレンジが違うオルタナ感増し増しな『その線は水平線Ver.2』が収録されている。個人的にはこっちのバージョンが好きだなあ。頭に音が入り込んで頭の中で広がってくる感じ、すごくバンドっていう音が鳴ってる。だけどそれなのにすごく美しく切なく響くのがくるりのマジックだ。ジャパニーズマジック。ありがとう。

俺が日本のロックを聴き始めた中学生、高校生の頃に出会って衝撃を受けたナンバーガールスーパーカー、ミッシェルガンエレファントなんかはもうとっくに解散していて、過去の音楽だけが残った状態でしかなかった。

ただこのくるりだけはずっと音楽シーンの中で生き続け、現行のロックを鳴らし続けていてくれる。これこそアーティスト、ミュージシャンであると思う。

 

そしてこのMVもすごく良かったですね。

主演してるSUMIREChara浅野忠信の娘で…とかそういうの語るのって自分は知ってますけど感あって嫌らしいと思います。はい。

存在感あっていいですね。

また映像の質感もいいんですよね。監督したのは是枝作品の助監督もしている遠藤薫さんです。白、青、赤のフィルターのかかった3場面にいるSUMIREさん演じるそれぞれの女の子が走ったり、穴を掘ったり、汗をかいたりしてます。

シンプルで、ただそこにいる存在感が場面を飽きさせずオルタナしてます。

個人的に大好きな是枝監督も監修で携わっているのもウキウキポイントの一つでもあります。

昨日観た『マンチェスター・バイ・ザ・シー』も是枝作品っぽいエッセンスを感じて好きだったんだよなあ…。はい、ちゃんとまた記事にしましょう、ネ。

 

最後に歌詞を載せておきます。

ブログに歌詞載せるのってなんか言われるのかな。分かんないけど言われたら消しましょう。

歌詞を見ながら音楽を聴くっていうのは、音楽の楽しみ方part.2くらいだと思います。他には街を歩きながらとか歌いながらとか映像と合わせながらとか楽しみ方はめっちゃあります。是非、それぞれの音楽の楽しみ方を発案していきましょう。

 

 

その線は水平線
新しい靴履いて
時代を飛び越えろ
荒らされた土を踏みしめて

働いたぶんだけ
陽の光浴びればいい
脳ミソは関係ない
当たり前の愛を貫けよ

太陽はさんさんと
染みたれた涙乾かして
その線は水平線
大きな大きな水たまりだよ

飛び込んでしまえよ

どこにも行かないさ
どこにも行けないの?

落ちてゆく流星群
真昼の空はとどこおりなく
夜のイメージを
孤独なあなたのそのやさしさを
消さないで

そのままじゃ勿体ない
いつくしみも感じない
目の前に大空が
口を開けて待っているから

飛び込んでしまえよ
どこにも行かないさ
どこにも行けないの?
少し歯をくいしばってよ

幸せのオンパレード
明るさをかもしだしてよ
その秘密教えてよ
君の前では笑顔でいたいの

轟けよ夏のよう
肌からはやさしさを
地に足をつけ走れ
まなざしは闇を切りさいて

 

 

 

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